産婦人科クリニカルテクニック ワンポイントレッスン
子宮筋腫手術時の出血対策
宮川 勇生
1
1大分医科大学
pp.84
発行日 1994年1月10日
Published Date 1994/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901589
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外科医として手術時の出血が少ないことは,輸血に伴う諸問題を心配することもなく手術を終了でき,満足感が得られる.
婦人科手術で最も頻繁に行われる子宮筋腫の単純子宮全摘出術においても,その出血量は50g程度の極めて少量の出血から輸血を行うべきかと苦慮する程の出血,さらに稀には手術中に輸血を行わねばならない程の大量の出血まで,症例によってまちまちである.
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