今月の臨床 治療にてこずる感染症
C型肝炎
11.C型肝炎の病状と予後
清沢 研道
1
Kendoh Kiyosawa
1
1信州大学医学部第二内科
pp.1068-1069
発行日 1993年9月10日
Published Date 1993/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901436
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- 文献概要
C型肝炎ウイルス(HCV)感染経路の解明や輸血用血液でのHCV抗体のスクリーニングを含め感染対策が行われるにつれ,新しいC型肝炎の発症は明らかに減少傾向にある。C型肝炎の臨床的特徴は“治癒しにくい”ことである。したがってC型肝炎の自然経過を知ることは,その臨床を考える上できわめて重要である。
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