今月の臨床 産婦管理—on callに応える
入院時
4.CPDの評価
松本 譲二
1
Joji Matsumoto
1
1日本医科大学附属第二病院産婦人科
pp.926-927
発行日 1993年8月10日
Published Date 1993/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901393
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まず分娩開始前にその分娩経過を予測するためにCPD(児頭骨盤不均衡cephalopelvic dispro—portion)の評価が行われる。CPDが存在し経腟分娩が不可能な場合はいたらずに自然分娩開始を待つ必要はなく,帝王切開を行うべきである。しかしCPDの評価は完全とはいい難く,児頭という最良の骨盤計を用いて分娩経過をみることによりCPDの診断がなされることも多い。
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