今月の臨床 産科外来検診マニュアル
妊娠後期
36.妊娠中毒症
古橋 信晃
1
Nobuaki Furuhashi
1
1東北大学医学部産科婦人科
pp.564-566
発行日 1993年5月10日
Published Date 1993/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901291
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妊娠中毒症ハイリスク因子のチェック
(表1)
問診によって妊娠中毒症ハイリスク因子のチェックを行う。これらハイリスク因子保有妊婦については生活・食事指導を行う1)。 とくに定期的受診を励行させ,肥満妊婦の体重コントロールを適切に行うことが重要である。理想的にはハイリスク因子保有婦人に対する妊娠準備指導2)が有用と思われるが実行困難な場合が多い。また,図1に示したごとくの発症予知検査を行う。
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