今月の臨床 子宮外妊娠—up to date
診断のNew aspect
7.問診・内診上の注意
岡山 哲也
1
Tetsuya Okayama
1
1高知市立市民病院産婦人科
pp.364-365
発行日 1993年4月10日
Published Date 1993/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901231
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子宮外妊娠(以下外妊)には,卵管妊娠,卵巣妊娠,腹腔妊娠,頸管妊娠があるが,この中卵管妊娠がその約95%と大部分を占めているので本稿では卵管妊娠を中心として述べる。
外妊の診断は,最近超音波検査法や,腹腔鏡検査,高感度hCGキットの出現により,より正確にまた妊娠のより早期につけられるようになったとはいえ,いまだに外妊を中絶前に診断することはきわめて困難である。
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