今月の臨床 婦人科がんを見逃さないために
婦人科がんを見逃さない診療
1. 問診,外診,内診,直腸診の基本
森山 伸吾
1
,
石丸 忠之
1
1長崎大学医学部産科婦人科学
pp.1046-1049
発行日 2006年8月10日
Published Date 2006/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100763
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はじめに
婦人科疾患の診療に当たり最も基本となるのが問診であり,十分な問診があって正確な外診,腟鏡診,内診および直腸診を行うことができる.そして,疾患によってはこれだけである程度診断できることも少なくない.本稿では,最も基本的なこれらの診察法について,婦人科がんを見逃さないための留意点を含めて述べることとする.
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