今月の臨床 流産
治療
31.破水流産例への対応
今中 基晴
1
,
荻田 幸雄
1
Motoharu Imanaka
1
,
Sachio Ogita
1
1大阪市立大学医学部産科婦人科
pp.96-97
発行日 1993年1月10日
Published Date 1993/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901164
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前期破水は妊娠のいかなる時期にも発症し,もちろん流産期にも起こりうる。近年,児の生存限界は飛躍的に改善されつつあるが,現在なお,妊娠23週以下の場合,その生存は著しく制限される。したがって,破水流産例への対応は容易ではなく,医学的諸条件を十分勘案し,妊婦や配偶者の意向を尊重した上で,管理方針が決定されなければならない。
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