今月の臨床 計画妊娠—合併疾患への対応
循環器疾患
3.心奇形
村上 雅義
1
,
千葉 喜英
1
Masayoshi Murakami
1
,
Yoshihide Chiba
1
1国立循環器病センター周産期治療科
pp.1240-1241
発行日 1991年11月10日
Published Date 1991/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900601
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今日,心奇形(先天的心疾患)を有する多くの女性が,治療の対象となり,妊孕可能年齢に達してきている。ならば,治療を施した以上,妊娠・分娩のことまでも管理できる体制を整えることは医療サイドの当然の責務である。これが昭和57年1月に国立循環器病センター内に周産期治療科が設立された理由の一つであった。そこでわれわれが経験した症例をもとに,心奇形を有する女性の計画妊娠について述べる。
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