臨床研修セミナー 手術手技
VI.子宮形成手術
子宮奇形の形成手術—主に不妊・不育症治療法として
ジョーンズ—ジョーンズ手術—著者らの改良点とそのコツ
関場 香
1
,
平松 祐司
1
Kaoru Sekiba
1
,
Yuji Hiramatsu
1
1岡山大学医学部産科婦人科学教室
pp.882-886
発行日 1990年10月10日
Published Date 1990/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900171
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子宮奇形に対する手術療法は,Ruge(1884)1),P. Strassmann(1907)2)の報告以来いくつかの方法が報告されているが,Jones & Jones法3),Strassmann法4),Tompkins法5)の3術式が主なものであり,子宮奇形による習慣性流産に対して良好な治療成績が多く報告されている。
子宮奇形の種類には図1に示すような種類6)があり,奇形の種類に応じて術式を選択する必要がある。
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