日常染色法ガイダンス 細網(好銀)線維の日常染色法
ジョーンズPAM染色
則松 良明
1
,
中国 恭美
1
1倉敷中央病院病理検査科
pp.457-459
発行日 1998年5月1日
Published Date 1998/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903409
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過ヨウ素酸メセナミン(periodic acid-methenamine;PAM)染色は,ゴモリによるグリコーゲンおよびムチンのクロム酸・メセナミン銀染色をもとに,ジョーンズが1953年,腎糸球体の特殊鍍銀法として考案,1957年に発表した方法である.
通常の鍍銀染色法では染めることができない細線維(基底膜;コラーゲンtype IV)を検出することが可能であり,特に糸球体腎炎の病理学的診断には欠かせない染色法である.
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