増刊号 病理組織・細胞診のための日常染色法ガイダンス
2.結合組織の日常染色法
c)細綱(好銀)線維の染色法
ジョーンズPAM染色
則松 良明
,
中国 恭美
pp.676-678
発行日 2001年6月15日
Published Date 2001/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905854
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目的
PAM染色(periodic acid-methenamine-silverstain;過ヨウ素酸メセナミン銀染色)は,ゴモリ(Gomori)によるグリコーゲンおよびムチンのクロム酸・メセナミン銀染色をもとに,ジョーンズ(Jones)が1953年,腎糸球体の特殊鍍銀法として考案,1957年に発表した方法である.
通常の鍍銀染色法では染めることができない細線維(基底膜;コラーゲンtype IV)を検出することが可能であり,特に糸球体腎炎の病理学的診断には欠かせない染色法である.
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