特集 救急手技のポイント
Ⅰ.基本手技
静脈確保,動脈穿刺
今野 弘之
1
,
阪口 周吉
1
1浜松医科大学,第2外科
pp.300-301
発行日 1990年4月10日
Published Date 1990/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900058
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A.静脈確保
静脈確保は診療科を問わず医療の基本的手技の一つであるとともに,ショック患者などに対する救命処置として極めて重要な手段である。静脈確保の手段としては,静脈穿刺,静脈切開があるが,ここでは静脈穿刺について述べたい。ただし最近盛んに行われている鎖骨下静脈穿刺法は紙面の関係上本稿では割愛する。
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