増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
内科エマージェンシーにおける救急処置
静脈確保
白浜 雅司
1
1佐賀県三瀬村国民健康保険診療所
pp.27-31
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907043
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ポイント
●静脈路の確保は二次救命救急処置の薬物投与,輸液,輸血のルートとして重要である.
●まず末梢静脈の血管確保を確実にできること.そのためには良い血管を見つけること.
●中心静脈の確保は,末梢静脈が虚脱して確保できないとき,大量の輸液や検査のため太い血管が必要なときに適応となる.
●中心静脈の確保では重篤な合併症が起こりうるので,合併症を起こさないような手技の習得と,起きたときの速やかな対応が重要である.
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