増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系
第1章 生殖補助医療の適応と意義―どんな患者さんが体外受精・顕微授精を受けるのか
体外受精・顕微授精の適応―体外受精・顕微授精の絶対適応とstep upの基準
小田原 圭
1
,
小田原 靖
1
1ファティリティクリニック東京
pp.10-13
発行日 2022年4月20日
Published Date 2022/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210630
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▶両側卵管閉塞症例と非閉塞性無精子症に対して精巣内精子採取術(TESE)で精子を回収した場合,体外受精の絶対適応となる.
▶妊娠予後を考えて,体外受精へのstep upのタイミングを症例ごとに検討する必要がある.
▶妊孕性温存で体外受精を希望する場合には十分なインフォームドコンセントのうえ,治療を行うか慎重に判断する必要がある.
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