今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識
体外受精と顕微授精の基礎知識
原田 竜也
1
1東京医科歯科大学周産・女性診療科
pp.310-316
発行日 2019年4月10日
Published Date 2019/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209618
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●体外受精では,適切な排卵誘発管理により成熟した卵子を採取するとともに,受精能の高い精子をいかに準備できるかが重要である.
●顕微授精は,重症男性因子を中心とした受精障害に対して有効な治療法であり,受精率が高いからといって適応外の患者に行うべき方法ではない.
●体外受精と比較して,顕微授精による児の先天異常や神経発達障害などのリスクが指摘されるようになってきている.
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