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6.生殖補助医療
顕微授精の方法とコツ
中山 貴弘
1
1足立病院生殖内分泌医療センター
pp.232-236
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208723
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Point
◉治療成績を左右するのは優れた顕微授精操作であるが,そのためには使用機器と機材の選別および入念なセッティングなどの前準備が重要である.
◉卵子および精子の外部環境への被曝を絶えず念頭におき,できるだけ短時間で授精操作が終了するようにこころがける.
◉顕微授精の胚培養効率がconventional IVFのものと比較して劣る場合は,さらなる改善点があるものと考えられる.
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