座談会
顕微授精の展望
鈴木 秋悦
1
,
星 和彦
2
,
加藤 修
3
,
青野 敏博
4
1慶應義塾大学医学部産婦人科
2福島県立医科大学産婦人科
3加藤レディスクリニック
4徳島大学医学部産婦人科
pp.111-120
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902019
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青野 本日は座談会にお集まりいただきまして,どうもありがとうございます.高度の精子異常に対する不妊治療の切札として顕微授精が登場してまいりました.1992(平成4)年の1月には日本産科婦人科学会から顕微授精に関するガイドラインが出まして,早速,1992年度分の日本産科婦人科学会の倫理委員会の集計報告によりますと,26施設で963周期の治療が行われて,35例の児が生まれています.
本日はその顕微授精のご専門の鈴木秋悦助教授,星和彦助教授,加藤修先生のお三方にお集まりいただきまして,現状と将来の展望についてお話を承りたいと思います.
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