今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する
治療薬
PARP阻害薬の使い分け(初回・再発)
武隈 宗孝
1
1静岡県立静岡がんセンター婦人科
pp.361-367
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210617
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●適格性のある患者に対し,確実にPARP阻害薬を処方する.
●プラチナ感受性再発症例に対するPARP阻害薬は,服用方法や副作用,さらに合併症などを含めたそれぞれの患者のバックグラウンドを鑑みて処方を個別に検討する.
●初回治療におけるPARP阻害薬は,バイオマーカーの結果に惑わされず,最初に「初回化学療法レジメン=TC療法かddTC療法か,TC+ベバシズマブか」を個別で検討する.
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