合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ
一般不妊治療
特定の不妊原因に関する検査・治療
視床下部・下垂体性排卵障害の診断と排卵誘発
金崎 春彦
1
1島根大学医学部産科婦人科
pp.70-75
発行日 2021年1月10日
Published Date 2021/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210228
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●低ゴナドトロピン性の中枢性排卵障害の場合には,クロミフェンは無効であることが多い.
●低ゴナドトロピン性の場合は,リコンビナントFSH製剤よりもLH含有ゴナドトロピン製剤のほうが排卵誘発に有効である.
●低ゴナドトロピン性の場合にはゴナドトロピン製剤の使用量は増加するが,ARTの治療成績には影響しない.
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