特集 生殖医療のファーストライン・セカンドライン―診療ストラテジーと方針変更のタイミング―
不妊症
2.排卵誘発法
吉田 淳
1
A. Yoshida
1
1木場公園クリニック(院長)
pp.831-838
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000514
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卵巣機能を評価した適切な卵巣刺激法の選択は生殖補助医療(ART)の成績を出す上で非常に重要である。卵巣刺激法には高刺激法,低刺激法,自然周期法などがある。卵巣の機能がいい場合は,どの方法でも選択できるが,卵巣の機能が悪い場合は,原則的に低刺激法または自然周期法しか選択できない。選択した卵巣刺激法で良好な胚ができない場合には,常に別の卵巣刺激法に変更することを考えておく必要がある。
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