オフィス ギネコロジー 女性のプライマリ・ケア
II 月経異常/不妊・不育/避妊
排卵誘発法
齊籐 英和
1
,
齊藤 隆和
1
,
清水 美和
1
1国立成育医療研究センター・母性医療診療部・不妊診療科
pp.66-69
発行日 2012年4月20日
Published Date 2012/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103018
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◆排卵障害は全身疾患の影響も受けるので,全身的病因の検索も必要である.
◆一般排卵誘発の目標は単一卵胞発育・単胎妊娠である.
◆初回クロミフェン投与は1日1錠3日間と,なるべく低用量投与で卵胞発育を評価することが大切である.
◆低用量FSH漸増法でdose upする判断に悩むときは,同じdoseを継続するほうが単一卵胞発育になりやすい.
◆HHではhypergonadotropicな状態が卵胞発育を抑制していることもあるので,エストロゲン製剤投与が有効な症例がある.
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