今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?
母体合併症
梅毒合併妊婦から出生した児の取り扱い
古市 美穂子
1
,
菅沼 栄介
1
1埼玉県立小児医療センター感染免疫・アレルギー科
pp.873-877
発行日 2020年9月10日
Published Date 2020/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210135
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●母体がペニシリン静注以外で治療された場合は,出生した児の感染の有無を評価する必要がある.
●神経梅毒は症状からはわからないため髄液検査が必須である.
●RPR陽性の母から生まれた児は,発達を含めて全員がフォロー対象となる.
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