特集 梅毒急増! 性感染症対策最前線
梅毒合併妊婦の現状
川名 敬
1
1日本大学医学部産婦人科学系産婦人科学分野
キーワード:
梅毒
,
妊娠
,
母子感染
,
先天(性)梅毒
,
ペニシリン製剤
Keyword:
梅毒
,
妊娠
,
母子感染
,
先天(性)梅毒
,
ペニシリン製剤
pp.302-310
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210260
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ポイント
◆日本国内における梅毒の女性感染者は2013年ごろから増え始め、2022年時点で増加し続けている。
◆女性の場合、多くは20〜30歳代で、妊婦の梅毒感染者や先天(性)梅毒の症例が増加している。
◆妊娠を考える女性が、何らかの感染機会が疑われる場合や梅毒を示唆する症状を認めた場合には、速やかに梅毒抗体検査を行うことが重要である。
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