今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?
母体合併症
腟内細菌・真菌と正期産新生児
近藤 昌敏
1
1東京都立小児総合医療センター新生児科
pp.878-883
発行日 2020年9月10日
Published Date 2020/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210136
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●腟内細菌および真菌が新生児に重篤な感染を惹起するとはいえないため,クラミジアおよび淋菌感染以外は母体治療の対象となることは稀である.
●何らかの症状が出現したときには速やかに治療する必要があることを念頭において,経過観察する必要がある.
●何となく様子がおかしいと感じたときには,小児科に相談する.
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