今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ
治療薬の使い方とコツ
LEP製剤の使いわけ
百枝 幹雄
1
1聖路加国際病院女性総合診療部
pp.538-543
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210074
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●LEPは含有するプロゲスチンによって特徴があるので,患者の使い心地に応じて使い分ける.
●LEPはレジメンやエチニルエストラジオール含有量により不正出血の頻度や日数に違いがあるので,患者のQOLを考慮して選択する.
●子宮内膜症は単に症状を抑えるだけでなく,病巣の進行を抑えることも大切なので,LEPも連続投与が望ましい.
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