今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ
治療薬の使い方とコツ
GnRHアゴニストの役割と注意点
真壁 友子
1
,
甲賀 かをり
1
1東京大学医学部産婦人科学教室
pp.544-548
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210075
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●GnRHアゴニストは強力なエストロゲン分泌抑制作用を有し,エストロゲン依存性疾患である子宮内膜症の症状緩和や病変の縮小に有用である.
●エストロゲン抑制効果よる骨量減少や更年期症状の副作用から6か月を超える長期使用は原則できず,単剤での長期的管理は困難である.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.