増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
婦人科編
Ⅰ.婦人科感染症・類縁疾患
骨盤内感染症―子宮内膜炎・子宮付属器炎・骨盤腹膜炎
寺田 貴武
1
,
牛嶋 公生
1
1久留米大学医学部産科婦人科学教室
pp.26-28
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209959
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処方のポイント
◆セフェム系,βラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン,ニューキノロン系の抗菌薬を主軸に使用する.
◆Chlamydiaの関与が疑われる場合にはアジスロマイシンなどの投与を併用する.
◆子宮内操作直後など嫌気性菌の関与が強く疑われる場合は,メトロニダゾールを併用する.
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