今月の臨床 外来でみる感染症
感染症とその治療
21.子宮内膜炎
山元 貴雄
1
Takao Yamamoto
1
1京都府立医科大学産婦人科
pp.956-957
発行日 1991年8月10日
Published Date 1991/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900522
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子宮内膜炎は,子宮付属器炎とならび日常診療の場で,最も遭遇する機会の多い女性性器感染症である。
子宮内膜炎は,臨床症状が軽微なためか,比較的安易に取り扱われている嫌いがある。しかし,子宮内膜は受精卵の着床およびその生育にとって必要不可欠な部位であるため,子宮内膜炎の不適切な治療が妊孕能に及ぼす影響は多大である。
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