合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス
産科超音波検査の基礎編
子宮頸管長の評価
川端 伊久乃
1
1日本医科大学武蔵小杉病院女性診療科・産科
pp.43-49
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209892
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●一般妊婦において早産ハイリスク群を抽出するための頸管長測定は18〜22週で行う.このとき頸管長が保たれていれば,その後に繰り返し測定する必要はない.
●症状のない早産既往などの早産ハイリスク群では,16〜24週で2週間ごとに頸管長を評価する.
●前置胎盤では,胎盤の位置だけではなく,頸管長や頸管の変化にも注意する.
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