特集 ちょっと気になる妊婦・胎児
母体編:妊娠中
頸管長は保たれているが,子宮収縮の訴えを繰り返す
青山 利奈
1
,
大槻 克文
1
AOYAMA Rina
1
,
OTSUKI Katsufumi
1
1昭和大学江東豊洲病院産婦人科
pp.523-528
発行日 2025年5月10日
Published Date 2025/5/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002138
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はじめに
早産の予防は,周産期医療における最も重要な課題の一つであり,新生児死亡や合併症の主な原因は児の発育未熟性にある。周産期医療の進歩により早産児の生存率は向上したが,早産そのものを減少させることが児の予後を改善するための鍵となる。

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