今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために
配偶子保存の臨床
がん患者に対する卵巣組織凍結保存の実際
澤田 紫乃
1
,
杉下 陽堂
1
,
鈴木 直
1
1聖マリアンナ医科大学産婦人科学
pp.457-462
発行日 2018年5月10日
Published Date 2018/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209400
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●欧米にてAYA世代がん患者に対する卵巣組織凍結保存が初めて試みられて以来約20年が経過した現在,融解卵巣移植後の生児は世界中で130名を越えた.
●卵巣組織凍結方法には緩慢凍結法(slow freezing法)と急速冷凍法(vitrification法)があり,現在標準的な凍結方法は緩慢凍結法となっている.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.