今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉
子宮体がん
腹腔鏡下手術
寺井 義人
1
,
田中 智人
1
,
古形 祐平
1
,
芦原 敬允
1
,
藤原 聡枝
1
,
田中 良道
1
,
佐々木 浩
1
,
恒遠 啓示
1
,
大道 正英
1
1大阪医科大学産婦人科
pp.336-343
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208981
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●2014年4月に初期子宮体がんに対して腹腔鏡下根治術が保険適応となり,本邦でも普及してきた.
●腹腔鏡下子宮体がん手術の適応については,現在保険適応にある筋層浸潤1/2未満,G1〜2のlow risk早期子宮体がんでは標準治療となりうると考えられる.
●intermediate〜high risk早期子宮体がんに対する傍大動脈リンパ節郭清術への適応や進行子宮体がんに対する腹腔鏡下手術の可能性と限界について理解し,腹腔鏡下手術を発展させていく必要がある.
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