特集 On Fleek 産婦人科手術
Ⅰ.低侵襲手術
悪性
14.腹腔鏡下骨盤リンパ節郭清手術
寺井 義人
1
,
寺田 信一
1
,
丸岡 寛
1
,
古形 祐平
1
,
藤原 聡枝
1
,
田中 智人
1
,
田中 良道
1
,
大道 正英
1
Terai Yoshito
1
,
Terada Shinichi
1
,
Maruoka Hiroshi
1
,
Kogata Yuhei
1
,
Fujiwara Satoe
1
,
Tanaka Tomohito
1
,
Tanaka Yoshimichi
1
,
Ohmichi Masahide
1
1大阪医科大学産婦人科
pp.1330-1337
発行日 2018年10月31日
Published Date 2018/10/31
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000627
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腹腔鏡下手術が2014年に子宮体癌において保険適用となり,2018年から子宮頸癌に対する広汎子宮全摘出術に対しても保険適用となった。子宮体癌および子宮頸癌に対する根治術を施行するにあたり,骨盤リンパ節郭清術は重要な手術手技の1つと考えられる。腹腔鏡下骨盤リンパ節郭清術を行うためには,骨盤解剖を理解し,腹腔鏡下手術と開腹手術との視野の違いを理解した上で行う必要がある。一方で,手術手技や合併症を引き起こしやすいポイントなどは,開腹手術での骨盤リンパ節郭清術と大きな差はない。本稿では,腹腔鏡下骨盤リンパ節郭清術の手技を開腹手術と比較しながら詳述する。
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