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3.一般不妊治療:薬物療法
Q2 クロミフェン療法の副作用として上皮性卵巣悪性腫瘍はどの程度考慮すべきなのでしょうか?
網田 光善
1
,
鈴木 聡子
1
,
永瀬 智
1
1山形大学医学部産科婦人科学講座
pp.146-147
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208690
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A クエン酸クロミフェン,あるいはゴナドトロピン療法による上皮性卵巣悪性腫瘍の発生頻度の上昇が指摘されていました.しかし,2013年に報告されたメタ・アナリシスでは,これらの薬剤を用いた不妊治療と卵巣癌との関連性は認められない,とされています.
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