今月の臨床 不妊女性に対する手術療法─適応・タイミングと手技のコツ
先天性の子宮形態異常
岡垣 竜吾
1
1埼玉医科大学産婦人科
pp.205-210
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208616
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●子宮形態異常は複数の検査所見から総合的に診断する.特に双角子宮と中隔子宮の鑑別に注意する.
●中隔子宮の一部を除いて,子宮形成手術が不妊症の改善効果をもつというエビデンスは乏しい.
●現在,中隔子宮の手術法としては主に子宮鏡下中隔切開術が施行されている.
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