今月の臨床 習慣流産をとめる
病因を探る
6.子宮の形態異常
林 保良
1
,
大原 聡
1
,
岩田 嘉行
1
1川崎市立川崎病院産婦人科
pp.652-654
発行日 1996年5月10日
Published Date 1996/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902533
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胎生期ミュラー管の発生異常から引き起こされた先天性奇形は,習慣流産または不育症の重要な原因の1つである.その頻度は不育症全体の約14〜18%を占める.近年内視鏡手術の進歩によりある子宮奇形は内視鏡下で治療できるようになった1).本稿ではおもに子宮奇形の分類,流早産との関係,不妊との関係,診断および最新の治療について解説してみたい.
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