合併増大号 今月の臨床 難治性の周産期common diseaseへの挑戦
反復後期流・早産の治療
早産期の前期破水の治療戦略
兵藤 博信
1
1東京都立墨東病院産婦人科
pp.42-47
発行日 2016年1月10日
Published Date 2016/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208588
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●前期破水は臨床症状や所見に基づき視診で診断されるもので,各種検査キットは補助検査である.
●早産期の前期破水の管理は妊娠週数により異なる.26〜34週は基本的には待機的管理であり,その周辺は,症例や施設により対応を検討する.
●早産期の前期破水の待機的管理におけるtocolysisや床上安静には明らかなメリットがあるとはいえず,十分な検討が必要である.
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