今月の臨床 早産予防・治療の現在地―最新の標準を探る
切迫早産の治療
早産期前期破水(pPROM)の管理
大井 理恵
1,2
1優ウィメンズクリニック
2東京都立大塚病院
pp.832-837
発行日 2023年8月10日
Published Date 2023/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211044
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●臨床的絨毛膜羊膜炎(CAM)の所見が認められる場合は遂娩(分娩誘発もしくは帝王切開)を行う.
●臨床的CAMがない場合,妊娠34週以降は遂娩または陣痛発来待機を行い,26〜33週では予防的抗菌薬投与を行いつつ待機的に管理する.
●上記2点が原則であるが,どの週数においても自施設で管理可能な状態かどうかを新生児科とよく協議することが鉄則である.
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