合併増大号 今月の臨床 難治性の周産期common diseaseへの挑戦
反復後期流・早産の治療
既往早産妊婦の管理─⑤乳酸菌療法
永松 健
1
,
藤井 知行
1
1東京大学産科婦人科学教室
pp.31-35
発行日 2016年1月10日
Published Date 2016/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208586
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●妊婦の腟内細菌叢の異常が早産のリスク因子となっている.
●網羅的解析技術の進歩により腟内細菌叢の全貌が解明されつつある.
●Lactobacillusのもつ複数の特異的機能が子宮内感染の防御にかかわっている.
●プロバイオティクスの応用は早産抑止のための有望な治療戦略である.
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