今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント
分娩時
経会陰超音波による分娩進行評価の実際
小林 浩一
1
,
坂巻 健
1
,
後藤 美希
1
1東京山手メディカルセンター産婦人科
pp.670-675
発行日 2015年7月10日
Published Date 2015/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208476
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●分娩時の経会陰超音波検査は,児頭の下降や回旋の評価などにおいて,内診所見を補完することが可能である.
●経会陰超音波検査を行い,その結果を記録することは,分娩の進行状況の「可視化」につながる可能性がある.
●さらに鉗子や吸引で児頭を牽引する場合,その安全性や成功率を評価することができ,また牽引を開始する方向を知ることができるため,安全で確実な鉗子/吸引分娩に寄与する可能性がある.
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