合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス
産科超音波検査の応用編
経会陰超音波検査による分娩評価
坂巻 健
1
1豊島病院産婦人科
pp.90-96
発行日 2020年1月10日
Published Date 2020/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209898
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●経会陰超音波は陰唇の間や会陰から超音波プローブを当てて観察する方法で,近年,分娩進行の評価や安全な分娩管理に利用しようという試みが次々と報告されている.
●2Dのコンベックスプローブがあれば,児頭の下降度,児頭の進行方向,第2回旋の様子など,さまざまな情報を比較的簡単に得ることができる.
●さらに3Dで運用し,専用のアプリケーションがあれば4つのパラメータを測定し,分娩進行の客観的評価や安全な鉗子・吸引分娩などに利用できる.
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