今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道
【総論】
6.小児・思春期がんの妊孕性温存
吉岡 伸人
1
,
鈴木 直
1
1聖マリアンナ医科大学産婦人科学
pp.40-45
発行日 2015年1月10日
Published Date 2015/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208180
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●がん治療成績の向上により小児がんサバイバーが増加しているため,妊孕性温存に対する関心が高まっている.
●小児・思春期がんの妊孕性温存は,婦人科診察の限界,MRD(卵巣組織内の遺残がん病巣)への注意が必要である.
●小児・思春期がん患者への妊孕性温存は問題点も多く,今後の検討・改善が必要である.
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