今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道
【総論】
5.婦人科がん患者の緩和ケアとその個別化に向かって
藤村 正樹
1
1東京医科大学茨城医療センター産婦人科
pp.34-39
発行日 2015年1月10日
Published Date 2015/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208179
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●婦人科領域の緩和医療には女性に特有の緩和医療が存在する.
●特に,女性の社会的立場を背景としたさまざまな社会的・精神的苦痛に注意を払い,時には積極的な医療者の介入も必要である.
●緩和医療の個別化には,NBM,すなわち患者一人ひとりの人生の物語に寄り添う考え方が大事である.
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