臨床研修セミナー 子宮外妊娠
卵巣妊娠の診断と治療
八神 喜昭
1
,
万歳 稔
1
Yoshiaki Yagami
1
,
Minoru Manzai
1
1名古屋市立大学医学部産科婦人科学教室
pp.587-590
発行日 1989年6月10日
Published Date 1989/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208022
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卵巣妊娠の頻度は7,000〜10,000分娩に1例,子宮外妊娠の約0.7〜3%と遭遇する機会が稀である上に開腹前の診断は困難である。また妊娠早期で開腹して出血を認めても本症と確診できるとは限らず病理組織検査で初めて診断できることが多い。以下,卵巣妊娠の診断・治療のポイントについて述べる。
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