臨床研修セミナー 子宮外妊娠
頸管妊娠の診断と治療
森 宏之
1
Hiroyuki Mori
1
1帝京大学医学部産婦人科教室
pp.591-597
発行日 1989年6月10日
Published Date 1989/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208023
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頸管妊娠は稀なものであり遭遇する機会はすくないが,取り扱いを誤ると妊孕能のみならず命をも失うことになりかねない疾患である。従来は内診のみが診断の方法であったが,超音波診断が有用となってきた。また治療も化学療法の有用性が明かとなってきており,これらのことが早期診断を可能とし,保存療法選択の幅を広げてきている。
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