生涯研修セミナー 絨毛性疾患
絨毛性疾患の日産婦分類
山辺 徹
1
Tooru Yamabe
1
1長崎大学医学部産婦人科学教室
pp.1113-1118
発行日 1988年12月10日
Published Date 1988/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207910
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1982年に日本産科婦人科学会では日本病理学会との合同による絨毛性疾患に関する分類と診断基準を提示した。臨床的には,①胞状奇胎,②絨毛癌,③存続絨毛症に大別されたが,胞状奇胎については,より正確を期するために全奇胎,部分奇胎,侵入奇胎がそれぞれ独立して分類された。本項ではこの新しい日産婦分類と診断上の注意点について解説する。
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