短期連載 現代アメリカ産婦人科事情・3
アメリカ産婦人科医の将来
堀口 照貞
1
Terusada Horiguchi
1
1コロンビア大学医学部臨床産婦人科学
pp.206-207
発行日 1984年3月10日
Published Date 1984/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206959
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日本では分娩の数が減少し,産婦人科医の数も減って来ているし,更には,産婦人科医が,職業,転科している例もあるようですが,アメリカでは,分娩の数々はある程度減って来てはいますが,少なくとも現時点においては,産婦人科志望の医学生の数も,産婦人科専門医の数も減っていません。将来は,後述するような理由で,恐らく,両者共,ある程度減少することと思われますが,現在の日本における減少度よりも,その程度は,ずっと軽度であると思われます。
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