Modern Therapy 周産期薬物療法の問題点
止血剤・抗凝固剤使用の問題点
今井 信昭
1
Nobuaki Imai
1
1名古屋大学医学部産婦人科学教室
pp.916-921
発行日 1980年12月10日
Published Date 1980/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206356
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最近の血液凝固・線溶に関する知見の進歩は目覚ましく,従って出血に対する治療法においても,止血剤・抗凝固剤などの使用が多岐にわたり,しかも複雑化してきている。われわれ産科医が関与する妊娠・分娩・産褥周辺の止血に対するこれら薬剤の使用に関する考え方も同様に変遷してきている。本稿では,周産期に的を絞って止血剤・抗凝固剤使用上の問題点について述べてみたい。
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