疾患の病態と治療 ハイリスクベビー
呼吸障害
中村 肇
1
Hajime Nakamura
1
1神戸大学医学部小児科学教室
pp.1099-1103
発行日 1977年12月10日
Published Date 1977/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205742
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近年における周産期医療の著しい進歩の中でも,呼吸障害の管理に関する進展は格別目覚しいものがある。
持続陽圧呼吸(CPAP)をはじめとした人工換気療法の新しい術式の導入,あるいは心拍・呼吸監視装置,血圧モニターさらには経皮酸素分圧の測定といった新生児用ME医療機器の開発が,この数年間に新生児医療をより積極的なものへと変化させたといえる。
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