疾患の病態と治療 ハイリスクベビー
低出生体重児
高橋 滋
1
Sigeru Takahashi
1
1日本大学医学部小児科学教室
pp.1089-1098
発行日 1977年12月10日
Published Date 1977/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205741
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
危急新生児としての低出生体重児(低体重児と略す)の保育は保育器の改善にみられる保育環境の調整,呼吸管理の進歩,酸素療法の適正化,早期栄養などを基本にして,その生理と病態に合わせた著しい改変がなされた。ここでは,無欠生育のために集中強化医療を必要とする緊急期における低体重児の症例を紹介し,その医療術式について述べる。
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.